出産祝いで避けるべき贈り物とは?NGマナーを避けて印象爆上げ!
初めての出産祝いを贈るときは色々と気にかけて悩みますよね。
出産祝いを贈ってぜひ喜ばれたいけど、避けるべき贈り物ってあるの?と疑問が出てきます。
知らず知らずにNGなプレゼントを贈ってしまい印象を悪くして恥ずかしい想いや後悔はしたくないですよね。
出産祝いを考えたとき、避けるべきポイントを大きく分けると以下3つ。
・縁切りを連想させる品を避ける
・母子の健康へ影響を与えるものを避ける
・贈る品の期限を考える
出産祝いも、結婚祝いやお悔やみの贈り物などと同じく、贈る際にはマナーを確認しておきましょう。
この記事では、出産祝いに避けるべきものに注目して解説しています。
目次
【出産祝いのNG】縁切りを連想させるもの
「切る」「別れる」というイメージを連想させるから
①刃物
ハサミ、ナイフ、包丁などは、日常でよく使うものではありますが、「切る」「別れる」というイメージを持ちます。
「切る」ということが様々な不幸事を連想させるため品物を贈ることは避けましょう。
これは出産祝いだけでなく、お祝い事の贈り物全てに通じるマナーになります。
②ハンカチ
ハンカチは、「手切れ」とも呼ばれ、涙を拭く際に使用することなどから、別れや縁切りを連想させるものです。
特に白いハンカチは、故人の顔に乗せる白い布を連想させてしまいます。
出産祝いにハンカチを贈るのは避けたほうがよいでしょう。
ハンカチを贈りたい場合は、カラフルなもの、華やかなデザインのものを選ぶようにしましょう。
③お茶
日本茶は香典返しによく使われるものであることから、葬儀などのお悔やみごとを連想させてしまいます。
またカフェインの含有量の問題もあり、妊娠中や授乳中の女性には注意が必要です。
出産祝いとしてお茶を贈りたい場合は、日本茶は避け、他の種類のものを選ぶようにしましょう。
【出産祝いのNG】お母さんが飲めない、食べれないもの
お母さんのデリケートな健康面を考えてあげる
①アルコールやカフェインが含まれるもの
普段はお酒が大好きであっても、妊娠中からお酒は控え、出産後も授乳のためにアルコールを控えているお母さんは多いでしょう。
カフェインも同様に、赤ちゃんのために控えている人が多いもの。
妊娠中や出産後の授乳期は、食べられないもの・飲めないものも多く、ストレスがたまっている場合もあります。
そんなときにアルコール類やカフェインの入ったドリンクが届くと、喜ばれるどころか逆効果になってしまいます。
飲み物類を贈りたい場合は、アルコールの入っているものは避け、ノンカフェインのコーヒーやフレーバーティーなど、出産したお母さんも楽しめて、育児の合間にほっと一息つけるものを贈ることをおすすめします。
②甘いもの、脂っこいもの、添加物が多いもの
甘いものや脂の多いものを食べると、「乳腺炎」という病気の原因となるため、控えているお母さんは多いようです。
添加物の多い食べ物についても、授乳中のお母さんは母乳への影響を考え、赤ちゃんのためにと控えている場合があります。
また、産後はダイエットをしているため、甘いものについては、食べたくても食べられないという人もいます。
このような場合、甘いもの、脂の多いもの、添加物の多いものを贈ると、食べたくても我慢しているお母さんにとっては、よけいにストレスがたまることになりかねません。
もし食べ物を贈る場合は、
・添加物が少ない健康的なもの
・甘さ控えめのもの
を選びましょう。
【出産祝いのNG】賞味期限や使用期限が短いもの
①生もの
生ものを避ける理由は、産後は一カ月ほど里帰りをする人が一般的に多いとされているからです。
しかし、お母さんと赤ちゃんの体調によっては、里帰りが長くなる場合もあります。
賞味期限が短めの食べ物を贈る場合、自宅に戻っているかどうかを確認してから贈りましょう。
②新生児用おむつ
新生児用のおむつのサイズアウトは早く、特に出生体重が大きい赤ちゃんは、一瞬でサイズアウトしてしまう可能性もあります。
せっかく自宅に贈ってもらっても、里帰りが終わった時点で使えなくなっている場合があるため、避けたほうがよいでしょう。
他にも、新生児用の服など、短い期間しか使えないものを贈りたい場合は、里帰りの状況を確認してから贈りましょう。
まとめ
この記事では、出産祝いに避けるべき贈り物をご紹介しました。
避けるべきものを大きく分けると以下の3つ。
・縁切りを連想させるもの
・お母さんが飲めない、食べれないもの
・賞味期限や使用期限が短いもの
【具体的には】
・刃物類(包丁、ハサミ、ナイフ)
・ハンカチ
・お茶
・アルコールやカフェインが含まれるもの
・甘い、脂っこい、添加物が多いもの
・生もの
・新生児用のおむつ
出産祝いの際は、母子の健康と安全を最優先に考える必要があります。
これらのアイテムを避け、代わりに安全で妊娠中の女性に役立つアイテムを贈ることをおすすめします。
例えば、妊娠用の枕やリラクゼーショングッズ、優れた栄養素を含む妊娠中のためのスキンケア製品などが良い選択肢です。
また、お返しの品は、女性が選ぶことが多いようです。
産後のお母さんは赤ちゃんの授乳や夜泣きなどで、満足に睡眠をとることすらできません。
特に、出産祝いを数多くもらった場合、一人ひとりにお返しの品物を考え、贈るという作業は大きな負担になる可能性があります。
「心ばかりの品なので、お返しなどは不要です」というメッセージを一言、付け加えておくとよいでしょう。
産後、疲れているときに、心のこもった出産祝いをもらうことは、特にお母さんにとって本当に嬉しいものです。
出産祝いを贈る際は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。